電子工作の始め方 ~初心者に必要・おすすめなパーツ~
電子工作について
こんにちは。とよひろです。
さて、皆さん「電子工作」という単語は知っていますか?
ちょっと説明すると、LEDを自分で好きなようにチカチカと点灯させたりとか、線にそって走る車(ライントレーサー)を作ったりとか、アンプを作ったりができます。
なんというか紙工作、粘土工作とかを進化させた感じですかね。
(もちろん紙工作も極めれば神工作になりますが)
メカ、ロボット感が出ますし、後々実生活にも使えるものもあるので興味を持つ人は多々いるのではないでしょうか。
ということで、私がおどおどしながらパーツ屋でそろえたものを紹介します。
ちなみにこの当時は暗くなったら自動で光がつくというものを作ろうとしていました。
ブレッドボード+ジャンパ線
普通回路を組むときは導線同士をはんだ付けします。
しかし実験段階でそれを何回もやることは面倒です。回路の設計がミスしていることがよくありますし。
そこで使うのがブレッドボードです。
ブレッドボードには穴が大量に空いていますが、そこにパーツを差し込みジャンパ線で回路の形を作っていきます。
使い方ですが、+・-と書いてあるところは横一列ずっと導線がつながっています。
それ以外のところは縦につながっています。
この特性をうまく生かし回路を組んでいきます。
この特性をうまく生かし回路を組んでいきます。
黄緑色はジャンパ線です。また+・-には電池をさしてください。
イメージとしてはこんなところです。
電池ボックス
次に電池ボックスです。
LEDを光らせるにも、センサを動かすにも電源が必要です。
電子工作で使うパーツはほとんどが電池で動くものです。
しかし電池単体ではブレッドボードにさしたりできないので、電池ボックスというものに電池を入れてそこから電気をいただきます。
4.5V、6Vあたりがあればいいと思います。
パーツにかかる電圧が大きくても抵抗を挟めば電圧を下げれるので、そういった意味では6Vの方がいいかな。
ちなみに電池一個が出せる電圧は1.5Vです。
ということは電池が4個入るボックスを買うと6V出せるということになります。
しかし充電式の電池は電圧が低いので注意です。
(1.2か1.3だったと思う。)
抵抗
抵抗というパーツがあります。
これ単体では何の効果もありませんが、電子回路では一番重要な働きをします。
働きは電気の流れを抑制します。パーツに適正な電圧を送り込むことができるということです。
抵抗の単位は[Ω](オーム)といいます。
で、抵抗ですが一つ一つに抵抗の値が決まっています。
なので様々な値の抵抗を買う必要があります。
こういう様々な抵抗の入ったセット品が売っていますので、こういうものを買うことをお勧めします。
そして抵抗値の見方ですが、
見やすい記事がありましたのでこちらを載せておきます。
LED
目で見えない電気を唯一目で見えるようにしてくれるパーツがLEDです。
LEDは点灯させて楽しむのもいいですが、電気が流れているかのチェックにも使えます。
なのでLEDも抵抗と並び必須のパーツです。
トランジスタ
お次はトランジスタです。
トランジスタは足が三本生えています。
そのうちの一本に電気が流れると残りの二本も電気が流れるというパーツです。
簡単にいうとスイッチみたいなものです。
で、トランジスタにもたくさんの種類、タイプがあります。
とりあえず2SC1815と2SA1015のYタイプは間違いありません。
最低この2種類を5個ずつは買いましょう。
CdSセル
これは暗いところでLEDを光らせたかったので購入しました。
特徴としては、明るい場合は抵抗値が小さくなり、暗い場合は抵抗値が大きくなります。
この特徴を利用し、トランジスタに電気を送ったり送らなかったりします。
やはりセンサが入ってくると電子回路も面白くなりますね。
センサといってもブレッドボードにさすだけですからとても楽ちんです。
入門にはもってこいです。
紹介したパーツ
・ブレッドボード
・ジャンパ線
・電池ボックス
・抵抗
・LED
・CdSセル
とりあえずこれくらいあればいろいろと作れます。
それでは~